ギア 登山

【山用にも海外旅行にも】使い勝手のいい小さい財布!

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世の中キャッシュレス化の波が日に日に押し寄せ、いよいよ財布を持たない人も増えてきているとか、いないとか…。

ただそうは言っても、多少の現金とIDとクレジットカード1枚くらいは持ち歩いていないとやっぱりまだまだ不便!

だけど、、確かにそんなに大げさな財布でなくてもいいかも。

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

そんな悩みを持つ方に、そして登山用の手頃な小銭入れを探している方に、軽くてシンプルなお財布を紹介していきたいと思います。

丁度いいのが見つからない!登山用財布

極論を言えば、「軽量・防水・小型」の究極はジップロックで間違いないと言っていいのですが、一回こっきりの使用でない限り、

  1. 見栄えが悪い
  2. 手馴染みが悪い
  3. 強度が万全じゃない

こうした問題がジップロックには浮上します。

中でも見栄え問題に関しては、かなり難があるのは明白で日常生活ではとても使う気になれません。

また手馴染みの問題はいっそう深刻で、薄くてペラペラしてるため持ってる感じがしない、ザックやポケットの中ですぐ行方が分からなくなる、落としても気付かない、などやはり財布として存在する訳ではないので、どうもしっくりこないのです。

当然、「失くすこと」は最も避けたい事態なので、手馴染みの要素を優先して選んだ財布がこちらになります。

EXPED MINI VISTA ORGANISER

これがいくつかの山用財布、ミニマリスト財布を渡り歩いてたどり着いた、現時点のベストアイテムです。税抜き1,900円!

初めは中身を入れ替えて別財布と併用していましたが、フルタイム使用を始めて早1年。

TPUメッシュフィルムラミネートという素材でできており、正直、手触りとしては”経理の人が銀行に入金しに行くときの通帳とお金入れてるポーチ”(分かりにくいイメージですみません!)と、ほぼ同じです。

しかし、毎日持つようになって1年以上になりますが、若干ヨレてきた程度で薄手の質感とは裏腹に丈夫な素材です。

止水ジップにシームテープが付いた防水仕様で、重量はメーカー公表値14グラムとめっちゃ軽いです。

そして、意外と重宝するのがサイドに付いたスナップフック、バッグ内のキーループなどに付けておけるから、紛失リスクが大幅に下がります

さらにジッパーには蓄光の持ち手が付くので、暗いテント内ザック内でもパッと目に入るなど、小さいながら気の利いた一品と言えるでしょう。

山用以外の日常財布としての使用例

登山時の必要最低限で言えば現金(小銭は100円と500円硬貨メイン)と、保険証くらいでしょうか。そのくらいなら適当に入れてまったく問題ないです。

ただ、わたしの場合、登山の都度入れ替えるのが面倒になり、また使い勝手の良さも手伝って、普段から持ち歩くようになりましたので、使い方をご紹介!

初めはこんなふうに現金と免許証をそのまま入れてましたが、小銭の取り出しにやや不便を感じ、

銀行でもらったカードスリーブにお札を入れて、そのままイン!これが基本スタイルです。

軽い財布は正義、削ぎ落としていこう

そして、カード類は別のカードホルダーに入れるようにしました。

そもそも山用ではなく海外旅行に行く際、コンパクトで引ったくりに遭わない目的があったので、持ち物は増えてしまいますが、カード類と現金を分けて持つことで万が一のときのダメージ減と使いやすさを両立させています。

一応、このようにカードホルダーごと収納できますが、取り出しにくいことはもちろん、2cm近い厚さになってしまいポケットへの収まりも良くないので、めったに入れることはありません。(とはいえ小さいながらこの収納力はすごい)

それと正直ビジュアル的にはやはり、人前で出すと若干ビックリされるので、あくまで小銭入れという説明で逃げるときも多いです。。

でも…、軽いは正義!
圧倒的に身軽に
なれますよ。

防水性能の実験!海用財布としてもいけるのか!?

今まで一切浸水したことはないですが、もしかしたら海・川などのレジャー用に検討されている方もいるかも知れません。せっかくなので実験してみました。

こんなふうにタッパーに中身が入ったままの財布を入れ、完全に浸かるまで水を入れました。小銭の重みによって計らずも、一番の弱点であろうジッパーの始点までしっかり水面下に。

さて結果はと言えば、

普段からギュッと押すと空気が出ていく感覚があったので、予想はしていましたが。

完敗です。ビショビショ。。

撮影時間など3分ほど水中にいた間に、じんわりレベルでなく、お猪口1杯分くらいの水が内部に侵入しておりました。残念ながら、海や川でのハードな使用は控えた方がよさそうです。

ただし!

検体は1年間の使用でどこかしらにダメージがあるかも知れず、実験中も「ウリャウリャ」とばかりに水中に押し込むなど、公平性を欠いた方法であったことは言うまでもありません。
またわたしはEXPEDのユーザーでありファンなので、故意にこうした結果を導くことは一切ないのでご承知ください(もともと完全防水を謳っている商品ではありません)。

ありそうでない、圧倒的なシンプルさ

少し話がそれてしまいました。

もちろん他にも、登山用・ミニマリスト用の財布はたくさんリリースされています。しかしわたしの主観ではありますが、小型であるが重い、使ってみたら使わない機能が多い(多すぎるカード収納など)といった、ちょうど良く削ぎ落とされた財布がありそうでない

このあたりを解消してくれて、かつ値段もお手頃。
それとこれは触ってみないと分からない部分ではありますが、薄すぎず厚すぎずの質感が絶妙で、クセになるというか奇妙な愛着を覚えます。

普段使いにはさすがに抵抗アリって方も、登山に海外に、サブのお財布としても活躍してくれること間違いなしです!

財布だけじゃないEXPEDの防水ケース

EXPED(エクスペド)はスイスの登山ギアメーカーで、デザインと機能性を兼ね備えたモノ作りで多くの愛好者を唸らせています。

紹介した財布と同じ仕様のポーチサイズもとても使い勝手がいいので、登山されない方にも普段の仕分け用などにかなりオススメできる商品ですよ!

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